小樽市稲穂の散策スポットはどこ?行列のできるグルメ店も紹介

小樽市稲穂 小樽市

小樽市稲穂には人気グルメ店が多く、行列のできる店がたくさんあります。料理のジャンルも豊富で、誰が行っても口に合うグルメ店を探せるからうれしい。三つの市場や四つの商店街など、散策する場所にも事欠きません。JR小樽駅が所在し交通の便が良好な小樽市稲穂を紹介します。

 

小樽市稲穂は有名店と無名店が競い合うグルメの街!

小樽市稲穂

小樽市稲穂のJR小樽駅周辺には、観光客が行列をつくる有名なグルメ店が数多く存在します。ジャンルは寿司、中華、そば、海鮮料理、鶏料理に及び絶妙のバランスを保ってます。他にも無名ながら、美味しくてリーズナブルなグルメ店もたくさんありますが、まずは行列のできる店から紹介しましょう。

 

小樽市稲穂の観光客に有名な行列のできるグルメ店

小樽市稲穂で観光客に絶対的な人気を誇る、行列のできるグルメ店を紹介します。6月から9月のトップシーズンには予約しなければ、30分以上待たされるケースも多くありますのでご注意ください。

 

店名 ジャンル 人気メニュー 定休日 住所
伊勢寿司 寿司 おまかせコース 水曜日
第1、2火曜日
(祝日営業)
小樽市稲穂3-15-3
蕎麦屋 籔半 そば 割子そば 火曜日 小樽市稲穂2-19-14
桂園 中華 あんかけ焼きそば 木曜日 小樽市稲穂2-16-14
なると 本店 鶏料理 若鶏の半身焼き 無休 小樽市稲穂3-16-13
市場食堂
 味処たけだ
海鮮料理 海鮮丼 無休 小樽市稲穂3-10-16
三角市場内
さんかく亭 魚介料理 イクラ丼 無休 小樽市稲穂3-10-16
三角市場内
お食事処丸美屋 定食 焼き魚定食 無休 小樽市稲穂3-10-16

 

小樽市稲穂の美味しい穴場グルメ店はここ!

観光客にはあまり知られていない小樽市稲穂の、穴場ともいえるグルメ店を紹介します。「この店に来て、なんだかとっても得したような気分」そんなリーズナブルで美味しい店ばかりです。小樽へ旅したならば、ぜひ訪れてみてください。

 

店名 ジャンル 人気メニュー 休日 住所
うまいもの屋百年坊 居酒屋 本日のおススメ 日、月曜日 小樽市稲穂2-16-13
魚真(うおまさ) 寿司 特上握り 日曜日 小樽市稲穂2-5-11
GRILL & WINE T’s バー&グリル 本日のおススメ 月曜日 小樽市稲穂2-14-9
おちゃわん 定食 煮、焼き魚定食 日曜日 小樽市稲穂2-14-11
龍鳳 中華 海鮮あんかけ焼きそば 木曜日 小樽市稲穂4-4-9

 

小樽市稲穂のスイーツが美味しい店

小樽市稲穂にはスイーツの美味しい店もたくさんあります。港湾労働者が多かった小樽は、昔から甘い和菓子の店が多いことで知られています。今回は歴史ある喫茶店と和菓子販売のお店を紹介します。

 

店名 ジャンル 人気メニュー 定休日 住所
小樽あまとう ケーキ・喫茶 クリームぜんざい 木曜日 小樽市稲穂2-16-18
パーラー美園 カフェ・喫茶 いちごパフェ 火曜日 小樽市稲穂2-12-15
松月堂 和菓子店 生どら焼き 無休 小樽市稲穂2-16-18
花月堂 和・洋菓子店 シュークリーム 日曜日 小樽市稲穂2-2-7
みなともち 餅・和菓子 草餅 日曜日 小樽市稲穂3-11-1
中央市場内

 

小樽市稲穂エリアを散策!競い合う三つの市場とは?

小樽市稲穂には合わせて、三つの市場があります。それぞれの特徴を知ると散策がより楽しくなります。観光客専用といえるほど観光客でにぎわう市場と地元の人に長年親しまれている市場に分けられるのが大きな特徴です。

 

JR小樽駅から北へ3、4分歩くと国道5号線から縦に3階建ての細長い建物が4棟並んでいます。国道に面しているのが、『中央卸売市場』で後に続く3棟が『中央市場』です。歴史や営業形態は同じようなものですが、両者は全く違う組織で運営されています。

 

小樽市稲穂を散策!中央卸売市場とは?

国道5号線沿いにあって、戦後間もないころから市民の台所として親しまれてきたのが『中央卸売市場』です。正式な名称は『小樽中央卸商業協同組合』。元々は樺太(現サハリン)からの引揚者たちがバラック小屋を建てて商いを始めたのが、この市場の始まりでした。その後、法律の改正などがあり市場存続には耐火建築が必須となり、昭和32年(1957年)に現在の建物が完成しています。

 

小樽市稲穂を散策!中央市場とは?

『中央市場』の正式名称は『小樽中央市場協同組合』です。こちらも成り立ちは卸売市場と同じですが、現在の建物は昭和28年から30年にかけて完成しています。市場内の店舗は食料品販売が中心です。やはり港町だけあって魚介類を扱う店が多く見られます。

 

全盛期に比べて店舗数は減っていますが、空きスペースを利用し昭和30年代の家庭を再現するなどレトロな雰囲気を楽しめます。このような工夫もあって、最近は観光客が足を運ぶようになりました。小樽を訪れたなら、一足伸ばして懐かしい昭和を味わってみてください。

 

小樽市稲穂の観光客でにぎわう三角市場!

小樽市稲穂の『三角市場』には地元のひとは行きません。観光客ご用達とでもいうべき市場です。カニ、新巻鮭、イクラ、アワビ、ホタテなど、お土産用の高級品を売っている店が多く見られます。夏にはその日にとれた小樽産のウニが店頭に並び、飛ぶように売れてしまうのですから、すごい。

 

近年は市場内に海鮮丼の店が数店オープンし大繁盛しています。夏場は平日、休日関係なく市場内はごった返し、狭い通路は足の踏み場もないほどです。JR小樽駅から徒歩1分という立地も大きく影響しているのでしょう。三角市場の名は建っている土地も屋根も三角だから、そのように名づけられました。

 

小樽市稲穂のJR小樽駅は観光名所で歴史が古い!

駅舎が国の登録有形文化財に指定されているJR小樽駅は、それ自体が観光名所です。開業は明治36年(1903年)と古い歴史を誇ります。現在の駅舎は昭和7年(1932年)に竣工した3代目で、建物の外観は東京・上野駅をモデルにしています。左右対称のデザインがしっかりと受け継がれ、このような縁により上野駅とは昭和55年(1980年)「姉妹駅」となりました。

 

小樽市稲穂の小樽駅名物、ランプの数はいくつある?

JR小樽駅のエントランスホールやホームに飾られているランプは合計333燈もあります。最初このランプが小樽駅に飾られたのは昭和62年(1987年)のことでした。当時の駅長が「小樽駅の特色を出したい」と要望し、それを受けて北一硝子が108燈を寄贈したことから始まったのです。

 

エントランスホールの天井近くから窓を覆うよう何列も吊るされていて、まるで「ランプのカーテン」です。強い地震があっても落ちないようにランプの間にはスプリングを付けるなど工夫を凝らしています。1個1万円相当で高さ40cm・笠幅は30cmあります。

 

小樽駅には3番ホームがない?4番ホームは石原裕次郎ホーム!

小樽市稲穂にあるJR小樽駅には3番ホームがなく、4番ホームは『石原裕次郎ホーム』と命名されています。1番2番と4番5番ホームに別れていて、3番ホームがないという変わった特徴を持つ小樽駅ですが、今度小樽駅を利用した際にぜひ、確かめてみてください。

 

4番ホームは開業100周年を記念して、2003年に『石原裕次郎ホーム』と名付けられました。石原裕次郎さんは幼少期を兄の慎太郎さんとともに小樽で過ごした時期があり、とても小樽に縁の深い人でした。それにちなんだもので、ホームの一角には等身大の写真パネルが置かれています。

 

小樽市稲穂の歴史を誇る四つの商店街を散策!

小樽市稲穂には大きく分けて4つの商店街があります。JR小樽駅から運河に向かって真っ直ぐに下る広い道が中央通り。その南側には都通り、静屋通り、サンモール一番街があり、北には梁川通り商店街があります。散策をより深く楽しめるよう、それぞれの特徴や歴史を紹介しましょう。

 

小樽市稲穂のアーケード街・都通り

小樽市稲穂の商店街『都通り』は中央通りと浅草通りを結ぶ約300mのアーケード街です。北海道では札幌の狸小路に次ぐアーケードは、昭和41年(1967年)に完成しました。当時、都通りには有名な映画館『電気館』があり、他にも多くの飲食店、小売店、旅館などが立ち並ぶ北海道屈指の繁華街として知られていました。

 

今も北海道で初めてアイスクリームを販売したと言われる『パーラー美園』や『喫茶光』ケーキの『あまとう』など、老舗が残っています。JR小樽駅から徒歩1分なので、小樽旅行の際は、ぜひ立ち寄ってください。

 

小樽市稲穂の商店街・静屋通りとは?

小樽市稲穂の商店街『静屋通り』は小樽駅前の大型スーパー『長崎屋』のすぐ裏手にある商店街です。200mほどの短い通りですが、かつては「個性的な店が集まる街」と評判になり、ガイドブックや旅行雑誌によく取り上げられました。地元だけでなく、地方からも若者が押し寄せたと言います。

 

直木賞作家、松村友視の小説『海猫屋の客』にも登場する『キャバレー現代』があったのもこの商店街です。静屋通りには地元の人や観光客に長く愛され、日によっては行列のできる蕎麦の『藪半』が営業しています。

 

小樽市稲穂のもう一つのアーケード街・サンモール一番街

小樽駅からは少し離れている『サンモール一番街』は、平成3年(1991年)に完成した小樽では二つ目のアーケード街です。かつてこの通りには2つのデパート『丸井今井』と『ニューギンザデパート』が軒を並べて営業していました。

 

ホテルなども入居する13階建てのビルがあり、一時はとても賑わっていたのですが、平成の半ばごろから次々に閉店し、ビルも解体されてしまいます。現在はその跡地に高齢者用マンションと病院が建築され、街は大きく変貌しました。

 

小樽市稲穂の商店街・梁川通りは榎本武揚に因んで命名!

中央通りを挟んで都通り商店街の反対側にあるのが、『梁川通り』です。小樽の父とも言うべき「榎本武揚」の雅号『梁川(りょうせん)』に因んで命名されました。かつては映画館、旅館などが並び、小樽一広い通りとして大いに賑わったものです。

 

「友和のパン」や「柳川湯」など老舗が今も残っています。通りの北側に見える茶色いタイル張りの建物は『山二わたなべ』で明治時代に創業した造り酒屋です。残念ながら現在は自社製造は行っていません。歴史的建造物として一見の価値がありますので、どうぞ散策コースに入れてください。

 

小樽市稲穂の散策スポット竜宮神社の歴史とお祭り

小樽市稲穂の散策で欠かせないのが、竜宮神社です。竜宮神社の歴史は古く、明治初期にさかのぼります。明治新政府の官僚としてその才能をいかんなく発揮した榎本武揚は、小樽の将来性にいち早く着目しました。明治政府から広大な土地を払い下げてもらい、開発に着手して、鎮守として創建したのが竜宮神社の起源です。

 

神社の本殿には榎本武揚自筆の『北海鎮護』の額が飾られています。平成20年(2008年)には没後100年を記念して、境内に銅像が建立されました。

 

小樽市稲穂の竜宮神社例大祭は毎年6月20、21、22日の日程で開催!

小樽市稲穂の『竜宮神社例大祭』は『住吉神社例大祭』『水天宮例大祭』と並び、小樽の三大祭りとして有名です。毎年6月20日、21日、22日の日程で開催されます。渡御行列、お神輿行列、松前神楽などで三日間盛り上がりますが、一番人気は何といっても露店です。参道から国道5号線を横切って梁川通りいっぱいに、毎年70~80軒の露店が並び、道行く人を楽しませてくれます。

 

小樽市稲穂の散策スポットはどこ?行列のできるグルメ店も紹介【まとめ】

小樽市稲穂には行列のできるグルメ店がたくさんあり、散策スポットにも事欠きません。小樽市のほぼ中央に位置し、JR小樽駅やバスターミナルがあって交通の便にはとても恵まれています。観光客にはあまり知られていないグルメの名店もたくさんありますから、小樽に旅しましたら、ぜひとも食べ歩きや散策の参考にしてください。

 

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